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演奏会を終えて。

2009年9月28日 月曜日

演奏会が終わりました。(9/23(水・祝))

初の満員御礼!
大事故も無く、よい形で終われたんだと思います。

特に今年、格別だった点がいくつかあります、

 ・「これはとんでもなく素晴らしいぞ」と初めて身に浸みた部分があった。
   →シベリウスの前半のコラールの最弱音。
    自分でも驚く音が出ました。こういう感覚は実は初体験でした。
    こういう瞬間をいくつも作りたい。
    そのきっかけになる体験がみんなで共有できたはず。

 ・初共演の福田さんからいろいろと刺激を受けた。
   →プロとして当然なのだと思いますが、スコアの読み込みもしっかりされて
    スコアの音楽全体を捉えて一緒に作り上げていく姿勢は、「こうありたい」と
    思えるものでした。「音楽をよくするのは『ちょっとしたこと』が大事。
    やるかやらないかで大きな違いが出る。」という言葉も印象的でした。
    気さくに、出し惜しみせず教えてくれるところも、ギターの音色も好きになり、
    ファンになってしまいました。

 ・今年は本番前、5日間くらいがオケ漬けで、なんだか学生時代の
  演奏会後の脱力感に近い感覚も味わえました。
   →例年、土日かせいぜい3日間で社会復帰でしたが、今年は
    オケにすっかり浸って、さらにカザルス最後ということで
    ちょっと感傷的な感じが強く、長引きました。
    久しぶりにこういう感覚を味わうのはいいですね。

来年は紀尾井ホールで新しい響きを作っていくことになると思うのですが、今年のカザルスで体験したようなことが再び、オケのみんなで体験できるようにがんばりたいです。

北爪道夫さん新曲はいよいよ4日後(w/福田進一さん)

2009年9月19日 土曜日

さて、北爪道夫さんの新曲、4日後いよいよ本番です。

曲のタイトルは、

 青い宇宙の庭III

  ~独奏ギターとマンドリン・オーケストラのための

となりました。

青い宇宙の庭I、IIと関連しており、それらの曲のモチーフを織り交ぜながら、ギター独奏とマンドリンオーケストラが交互に出たり、オケが音響的に(特殊奏法も入ったりして)独奏を支えたりしながら展開していきます。

以下再掲ですが、ご関心があり足をお運びいただける方は是非。
 ※前売りは好評のうちに終了しておりまして、
  当日券が発行できない可能性もありますが・・・^_^;

 メトロポリタンマンドリンオーケストラ 第20回記念演奏会
   日時:2009年9月23日(水・祝日)13:30開場 14:00開演
   場所:日本大学カザルスホール
   指揮:小出雄聖
   ギター独奏:福田進一
   曲目:ジャン・シベリウス(笹崎譲編曲)/交響曲第7番 ハ長調 op.105
       北爪道夫/青い宇宙の庭III
        ~独奏ギターとマンドリン・オーケストラのための(委嘱作品・初演)
       グスタフ・マーラー(笹崎譲編曲)/交響曲第10番より第1楽章
   料金:当日:4,000円 (全自由席)